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マルク・マルケスが速すぎる。僕がまたMotoGPに夢中になったわけ。 [MotoGP]

ぼくはいまマルク・マルクスに完全に「やられて」いる。
最近モータースポーツから心が離れ気味だった僕だったが、今シーズンのマルク・マルケスの活躍、というかその速さと、ここ数戦での大活躍に完全に心がもっていかれているのだ。

◆僕にとってのスター不在のシーズン

僕はもともとケイシー・ストーナーのファンだったのだが、昨年の引退発表そしてインディアナポリスGPでの転倒骨折でチャンピオン争いから離れてから特に熱い気持ちで応援する選手もおらず、惰性でGP観戦をしていた。

Moto2クラスで圧倒的な強さで優勝し、ホンダのワークスに大抜擢された20歳のマルク・マルクスももちろん2013年活躍するであろうとは思ったが、ダニ・ペドロサ、ホルヘ・ロレンソ、YAMAHAに復帰したロッシといった面々を相手に簡単に勝たせてはもらえないだろう、と思っていたのだ。

空けた2013年の開幕戦、優勝はホルヘ・ロレンソがきっちりと持って行った。

僕は昔からHONDAのファンなので、今年もなんだかんだペドロサとロレンソが競って、結局ロレンソがチャンピオンになる、つまらないシーズンになるのかなぁ・・・と思った。

◆新星マルク・マルケスは想像以上。すごすぎる!

ところが、マルク・マルケスの大活躍である。
早々に第2戦でフレディ・スペンサーの記録を30年ぶりに塗り替えて史上最年少優勝を達成。
もちろん今年優勝争いはすると思っていたが、ここまであっさりと初優勝してしまうとは・・・

確かに昨年Moto2で圧倒的な強さを見せたマルク・マルケスだった。その速さは最後尾スタートからあっさり優勝するなど文句のつけようのない実力を見せつけていた。
華奢な体型のマルク・マルケスは大排気量のMotoGPクラスではMoto2のマシンのように自由にマシンを振り回すことはできないであろう、というのが僕の考えだった。

ところが、あのマシンをとんでもない角度に倒し、肘をすりながら走る姿や、意外性のあるラインを小気味よいテンポで通り抜きながらライバルをオーバーテイクしていくマルク・マルケスの姿は、正直格好が良すぎる。

◆そして3連勝

マルク・マルケスの初年度からのチャンピオンもあるかもしれない。多くの人にそう思わせたのがシーズンなかば、ドイツGPからの3連勝だろう。僕もこの3連勝で完全にマルク・マルケスに魅了された。とくにラグナセカのコークスクリューでロッシをオーバーテイクしたシーンは圧巻だった。
この3連戦についてはこんどこのブログでも何か書きたいと思う。

独特のライディングスタイル、ファンタスティックなレース運び、勝負強さ、そして結果が伴っていること、どれをとっても人を魅了するに十分なライダーの登場が本当にうれしい。このルーキーの登場でMotoGPが強く活気づいているのを感じる。そしてぼくにとってはスター不在のMotoGPにあたらしい新星、ニュースターがあらわれたようでとてもうれしく感じているのだ。

今週末のチェコGP、もし最年少4連勝記録を樹立ということになれば、51年ぶりのこととなるそうだ。
レースが待ち遠しい。
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