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マルケスが今季5回目のポールポジション! MotoGP 2013年 第12戦イギリスグランプリ予選速報 [Moto2]

今日の日本時間22時半過ぎ、2013年第12戦イギリスグランプリのMotoGPクラスの予選(2回目)セッションがスタートした。予選1回目からの勝ちあがり組はブラッドリー・スミスとアレックス・エスパロガロ。

しかしアレックス・エスパロガロは予選1回目で大きくハイサイド転倒。そこにバイクがかぶさってくる危険な転倒だった。これでエスパロガロはメディカルセンターでチェックを受け予選2回目は欠場。

さて、予選2回目のセッション開始直後、ホルヘ・ロレンソの一回目のアタック。
タイムは2:01:497 
一回目のアタックからケイシー・ストーナーが持つ予選のサーキットレコードを更新。

しかし、その直後。 マルク・マルケスが2:01:297であっさりとロレンソのタイムを抜いてトップに立つ。 しかもこの週の最終コーナー。 高速コーナーでマルケスはインの縁石にタイヤを乗り上げ体勢をくずしながら、すべるマシンを立て直しながらのタイムだ。
ていうか、はっきりいってインにガードレールが迫っている中でインにマシンが向いた瞬間、見ていて「やべえ!あぶねえ」と思った。本当におっかねえ。

ただ、ロレンソは次の周回で2:01:217でトップを取り返す。
今朝のフリー走行3回目のセッションで大クラッシュを2回も演じたカル・クラッチローが2:01:663を叩き出す。体も痛いだろうに本当にタフさが半端ないライダーだな・・・

残り6分で各車タイヤ交換にピットに戻る。
この時点でトップがロレンソ、2位にマルケス、3位にダニ・ペドロサ、4位にクラッチロー。ロッシは8番手に入った。

残り5分きって各車アタックを再開した。

残り3分。ロレンソにスイッチが入った。テレビの前で見ていてもスイッチが入ったのがわかるくらい走りが変わった。コーナーをハンパないスピードでクリアしていく。
きれいなコーナリングフォームで複合コーナーをきれいにクリア。
最終コーナーもきれいに立ち上がっていく。

コントロールラインを通る。
タイムは 2:00:819
やばい速い。 特にセクター2とセクター3が速い。

しかし、マルケスが来た。
入っている。。。こちらも完全にスイッチが入っている。
ロレンソとは全く走り方が違うがスイッチが入っている。マシンを右に左に倒しながら、マシンを滑らせながら鬼気迫る走りを見せる。
完全にキレているはしり。 なんとなく昔F1を走っていた頃の片山右京の「キレて走る」で有名ななかば無謀な走りを思い出した。でも転倒しないのがマルケス!

綱渡りをするような走りでコーナーをクリアしていき、コントロールラインを通過。
タイムは2:00:691
ポールポジションを確実なものにした。

この時点で1位マルケス、つづいて2位ペドロサ、3位クラッチロー、4位ペドロサ。
しかし最終周回、ブラドルが4位に入る。これでペドロサは5位からのスタートとなった。

トップ5は以下の通り
1位 マルク・マルケス 2:00:691
2位 ホルヘ・ロレンソ 2:00:819
3位 カル・クラッチロー 2:01:415
4位 ステファン・ブラドル 2:01:585
5位 ダニ・ペドロサ 2:01:624

6位以下は2分02秒以上かかっているから、決勝は上記5名はスピードが有りそうだ。
なかでもタイムが表すとおり、マルケスとロレンソの速さが二人だけ抜けている。
クラッチローは朝転倒しながらこの位置っていうのはほんとうにハンパない。

◆明日のレースの見どころ
明日はスタートから面白いレースとなりそうだ。
おそらくはレーススタート直後ののっけから速いロレンソがスタートから飛び出すだろう。それをマルケスが追いかけて、徐々に追い詰めてレース終盤がどうなるか、というのが予想されるレース展開となるだろう。それをかき混ぜる要素としてペドロサのロケットスタートが決まってホールショットでもとれば面白いレース展開となりそう。

あと忘れてはならないのはカル・クラッチローが地元で意地のライディングを見せるのは間違いない。
もちろんマルケスの史上最年少5連勝記録の更新があるかどうかも見どころだ。

高速サーキットでの明日のレース、熱いバトルが楽しみだ。
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